父親の介護生活が一年経過

小中高が3月2日から春休みまで臨時休校になるようですね。シングルマザーやシングルファザー、共稼ぎ夫婦などは、小さいお子さんを家庭内で見守る必要に迫られますがベビーシッターが見つからない限り休まなくてはなりませんね。
全世界的に感染拡大している新型コロナウイルスが早期終息を願うばかりです。

我が家にも高齢の父親がいますので、感染すると重篤化してしまう可能性が高いです。
その父親ですが、一昨年の10月10日に脳梗塞で倒れ救急搬送して一か月強救急病院に入院しました。
その後、リハビリのため対応する病院に転院して約三か月半リハビリを受けて退院しました。

退院後の父親の介護

救急病院に入院

救急病院の主治医の診断は、脳梗塞による失語症と右腕と右足に後遺症。

車いす生活になることを覚悟しましたが、一カ月ほど経過した時点で、右腕は肩付近まで上がるように回復。

右足は、やや引きずるような歩き方をするが、歩行機を使用すれば歩行できるまで回復。

失語症については、家族にしてみれば会話が成立しているように感じていました。
しかし、主治医が仰るには「ご家族が話を合わせているだけ」だそうです。
言われてみれば、会話を振り返ってみると、仰る通り会話は成立していなかった。

毎日様子見と洗濯物を届ける。

入院費について、自己負担の総額は、公共の病院のため安価で一か月換算で約120000円でした。

リハビリ施設が充実したの病院に転院

隣町の救急病院は、近くて通うのが容易でしたが、生憎隣町の失語症に対応する病院がないため、さらに隣の町の病院に入院することになりました。

流石に、毎日車で片道45分から50分かけて通うのが困難であるため一週間に1度にしました。

リハビリに特化した病院のケアーはお見事です。一カ月経過するころには、手足の後遺症はほぼなくなりました。

失語症については、徐々に会話ができるようになり、健常時と比べて3割程度回復したように思えた。
もっと長くリハビリをしたら、さらに回復するのかと主治医に相談するとこれ以上に期待はできないと告げられる。

スタッフの勧めにより、介護申請をして病室で審査を受けました。後日連絡があり要介護1と認定されました。

入院費については、民間の病院であることと2人部屋の割り増しなどで一か月あたり支払総額は約230000円と凄く高額でした。

退院後、介護開始

昨年の二月末にリハビリ病院を退院して、老老介護がスタートしました。

病院から処方していただいた内服薬がなくなるまで飲み続けて、かかりつけ医院に病院から預かったのデータを持参して、これまでの経過を説明し、内服薬を処方して貰う。

以後、一月一回通院することになる。

会話以外は、自立生活できる体に回復しましたが、食事の用意、掃除、洗濯、入浴、内服薬の服用などは、介助しなくてはなりません。

退院後の早い段階で、ケアマネージャーと介護についての打ち合わせを行う。

ディサービスを一週間に2度利用して、ショートステイ二泊三日を月2回まで利用となる。

入浴に関しては、ディーサービスやショートステイの各施設で行えるため自宅では不要になる。

一日の介護内容は、朝食と内服薬の服用から始まり洗濯、掃除、特にトイレの掃除が大変です。
便座の上におしっこまき散らしで裏側まで黄色く染まる。
何度指摘しても聞く耳を持たずです。多分死ぬまで治らない。

一通り終わると暫し解放される。昼になり、昼食の用意をする。
夕食までは解放される。夕食の用意をする。

退院後、半年ほど経過すると、リハビリであれだけ回復した会話が段々出来なくなる。
3割から2割には落ちたようです。昨年末ごろからは、1割に満たない会話能力になったようで、ほとんどの単語を忘れる。

おれ、おら、おめ(あなた)、~やってんだ(~をしている)、~だっぺ(~でしょう)などの簡単な単語しか発しない。
家族や親族の名前を一切忘れる。しかし、愛犬の名前だけは覚えている。

これらの単語だけで、会話するのは非常に困難な状態です。
認知症も出始めているのか、全く意思疎通が出来無いのは、ストレスが溜まるばかりです。

現在の年齢は88歳で、今年の11月で誕生日を迎えると89歳になります。長生きですよね。

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