ヤブガラシ(藪枯らし)の花|夏に咲く蔓草

夏休み前は、夏らしい天気が続き、海や山、行楽地へと絶好の夏日よりが続きましたが、お盆に入り夏と言えど、肌寒い雨の天気になりました。
雨天でもじっとしていられない性格は、近くを傘を差して、愛犬トイプードルまぁこを抱っこして散歩します。
そこで近所の屋敷に生い茂る、蔓草に小さな花が咲いていましたので、紹介します。

ヤブガラシの花8月15日

ヤブガラシ(藪枯らし)

ヤブガラシ(藪枯らし、Cayratia japonica)は、ブドウ科ヤブガラシ属の一種です。
蔓(つる)植物で、日本ではよく見かける雑草ですね。
藪を覆って枯らしてしまうほどの生い茂る様を表しています。
別名ビンボウカズラ(貧乏葛)と呼ばれ、庭の手入れどころではない敷地に生い茂る。
又は、この植物に絡まれた家屋が貧相に見える。
又は、この植物が茂ったことが原因で貧乏になってしまう、などのと言われます。

道端、林縁、枯れ木、荒れ地などに生え、公園のフェンスなど巻き付くものがあれば、なんにでもによく絡まって生い茂ります。
蔓の長さは2~3メートルに成長し、葉と対生する巻きひげが伸びて他のものに巻き付き、覆い被さって葉を茂らせます。

ヤブガラシが生い茂る8月15日

生け垣から、庭木など蔓が巻き付けるものがあれば、この様に完全に征服されます。これだけ多いと、見事です。

ヤブガラシの花up8月15日

蔓は、藪を覆い枯らす厄介もの呼ばわりされますが、花はとても可愛らしいんですよ。
上の画像のように、花弁が落ちるとロウソク立てのようになるので、ロウソクバナと呼ばれます。
人間には、厄介ものですが、昆虫にとっては蜜の宝庫でなんです。
蜜はロウソクの台座のようになっている花盤と呼ばれる雌しべの茎部から分泌され、ほとんど露出している状態で、長い吻(フン)で、奥底にある蜜を吸う蝶の仲間より、コガネムシやアブ等の短い吻の昆虫が多く集まります。

ヘクソカズラ

そして、藪枯らしに負けじ劣らずの植物が、開花していました。

早速帰って、植物の事なら頼りになる 丸太さんのブログで確認しました。

回り道の途中で

【野の花教室】いくら何でもこの名前は・第8回ヘクソカズラ

上記の記事で紹介されている、ヘクソカズラだと確認出来ました。

ヘクソカズラの花

ヘクソカズラの花up

近所に咲いているのに、今まで気づかない愚か者ですね、丸太氏にどんな臭いかと質問すると草臭い仰っていましたが、正にその通りですね、それほど酷い臭いでは無いので、ヘクサの名前は可哀想でしたね。

これも、丸太氏の記事を拝読しなければ、何気なく通り過ぎてしまっていたことでしょう。

 

 

 

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