ホームセンターに、家庭用品を購入しに行き、帰り際に花木コーナーを覗いてみると、タラノ木が陳列されていました。
ラベルを良く見ると、トゲなしと表示されていました。
通常のタラノ木は、タラの芽を採取した方であればご存じと思いますが、幹や枝、葉の茎にトゲがありむやみに採ろうとすると、トゲが刺さり痛い思いをしますね。
トゲなしに反応して、買わずに帰れなくなり、1本だけ842円で購入しました。
タラノ木
当地では、冬の寒さにも依りますが、4月中旬から末ごろの、5月の連休前に寒さに耐えて、芽が吹き開く前の蕾状態からやや葉が開き加減の時に、採取します。
完全に葉っぱが開いた状態になると、トゲが茎の部分にあり硬くなり手で採ると刺さったりしますね。
通常のご家庭では食べませんが、その状態でも、天ぷらなど高温で調理するとトゲまで食べられます。
最近は、芽吹く前に、枝ごとカットして持ち帰り、温室で水栽培している輩が多くて、タラノ木が枯れてしまいとても残念です。
タラノ木 学名は、Aralia elata ウコギ科の落葉低木で、2m~4m程度に育ちます。
トゲなしのタラノ木を植樹
植樹という程、大それた事ではありませんが、ホームセンターで購入後、帰宅して早速、庭の片隅の草をはぎ取り、場所を確保して、スコップで深さ並び直径30cmほど穴を掘り、以前に購入して余っていた腐葉土をたっぷり投入して土とかき混ぜ、ポットから出して植え込みました。
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高さ深さ共に30cm堀りました。
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トゲなしの表示に反応しました。
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愛犬も手伝う?邪魔しているだけ。
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天気は、曇りで今にも雨が降りそうでしたが、雨水を貯めて置いた水をバケツに一杯、染みこませました。
地盤の水はけにも依りますが、植え込んだその日は、たっぷりの水である程度、土を締め込んだ方が良いと聞いたことがあります。
葉っぱを見る限り、自然のタラノ木と同じです。
幹や葉の茎の部分には、トゲなしのタラノ木と言うくらいで全くトゲが、生えていません。
来春がとても楽しみです。
当地のトゲなしのタラノ木(アクダラ)
当地の山にもトゲなしのタラノ木は存在します。
当地での呼び名は、アクダラと言い種類が異なります。
若干の苦みがあり、小さい子供や老齢の胃腸の弱い方は、腹痛を起こす場合があります。
大木になり、1本見つけると、芽が大きくて、食べきれないほど収穫できます。
アクダラは、食べてもあまり美味しいとは言えません。
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昨年の4月に、頂き物ですが、天ぷらにして食べました。
タラの芽の季節は、山に入り採取しますが、花の時期には誰も見向きもしませんので、花を見る機会が少ないと思います。
是非、タラノ木の花をご覧ください。
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