タラの木の花|那須烏山市

タラの芽のシーズはタラの木探し、中山間地の民家の庭先などに踏入、少なからずトラブルになることがあるタラの芽です。
あれだけもてはやされたタラの芽もシーズンが終わると見向きもされなくなりますが、真夏の今、真っ白な花が咲いて、タラの木を彩っています。

那須烏山市旧南那須町の県道222号走行中に、待宵草の花の様子を紹介しましたが、直ぐ近くの地蔵様の周りにタラの木があり見事に白い花を咲かせていました。

タラの木の花開花那須烏山市2017

先端部に咲く花は、撮影に適さず、周りを探すが低木は見つからず、枝を引っ張り棘を避けながら、低いところに引き寄せ、やっとの思いで撮影しました。

タラの木

タラノキ(楤木、桵木、学名、Aralia elata)はウコギ科の落葉低木です。

高さは2~4 メートル程度に成長し、あまり枝分かれせずにまっすぐに立ち、葉は互生で先端だけに集中します。
タラの芽を採取する時に、樹皮には幹から垂直に伸びる棘が多くあり刺さります。

タラの木の花

多数の小さな白い花を複総状につける花序を一つの枝先に複数つけます。
花弁は三角形で5枚、雄蕊は5本で突き出ています。
自家受粉を防ぐため、雄蕊が先に熟して落ちた後、5個の雌蕊が熟し、秋には黒色で球状の果実になります。

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背丈が3m超えは撮影困難

タラの木の花2那須烏山市2017

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下方向からだとよく見えません

タラの木の花那須烏山市2017

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種子は、土中で長期間休眠したままで生存し、山火事や伐採の直後から、まずシダ類が生長して、次にタラの木が生えて、その他の樹木より、いち早く生長します。やがて高木に覆われて枯れ果てます。

子供の頃、付近で山火事があり、樹木が焼失して灰に覆われやがて、ワラビが大量に採取出来、続いてタラの木が生長してタラの芽を採取出来たことを,思い出しました。

 

 

 

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