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日記

ツバメのヒナを保護・飼育・旅立ち

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以前の話ですが、1994年の今頃の梅雨入りした頃、前職の事務所の軒下に毎年巣を作り、子育てをするツバメがおりました。
ツバメのヒナが生まれてどのくらいかはっきりはしませんが、巣立つ前だったことは確かです。その時の話です。

ツバメのヒナ救出

親ツバメが餌取りに出掛けている隙に、雀に襲われ落下したヒナたちは多分4羽だったと思います。
落とされてからの時間は定かではありませんが、そのうちの一羽がまだ息が有りました。それを、段ボール箱に入れ日陰の風通しの良い場所に、避難させました。

戻った親鳥は、巣の周りを旋回しますが、警戒して近寄りませんでした。巣に戻しても、どうなんでしょうか、親鳥が戻ってもまた雀に襲われるんじゃ無いでしょうか。

判断は分かれるところでしょうが、自宅に持ち帰り、我が家で保護することにしました。

ツバメのピーちゃん

ツバメの餌

当初は、トンボなど羽の生えた昆虫を捕まえてきて、小さくちぎって親指と人差し指に挟んで、親のくちばしを模して、与えようとしましたが、食べるはず有りませんね。口を強制的に指で開けて押し込むしかありませんでした。

そのように毎日しなくては成りません、保護したといっても僕は、拾ってきただけでして、妻と子供達には、苦労掛けてしまいました。

数日、無理矢理口に餌を押し込んでおりましたが、段々と偽くちばしになれてきたのか、指で摘まんだ天然の餌を食べるようになりました。段々元気になり、トンボを2等分にして食べさせても、多すぎないと思えるくらいに成長しました。

それでも、毎日トンボや昆虫を捕まえてくるのは困難ですね。子供達は学校があるし、僕は仕事がとてもハードだった時期で、妻も疲れが溜まる頃です。

そんなある日、友人に良い情報を頂きました。ペットショップに小鳥類に食べさせるミルワームと言う虫が販売されていると言う。

試しに、1パック当時の金額で300円ぐらいだったでしょうか、早速購入後、与えましたが、あまり喜びませんでした。やはり自然食品が好みなのか、それでも指で摘まんで餌を与えていると、少しずつですが食べてくれるようになりました。

ピーちゃんは手乗りツバメ

会話に入るようにもなりました。ピーちゃんと名付け餌を与えているときにピーちゃんと声を掛けながら餌を与えるとピーちゃんの響きに反応して、ピーと啼くようになりました。(偶然か?気のせいか?)

手乗りインコという言葉を後存知の方も多いと思いますが、あれはセキセイインコの羽を少しカットして満足に飛べないようにしていますね。しかし、このツバメのピーちゃんは、そんな細工をしなくてもちゃんと手に乗りました。

巣立ちしても部屋に帰る

そして、月日は流れ、秋の運動会シーズンになり、田んぼの稲刈りが進み、ツバメのピーちゃんは元気に育ち、親離れしたのか、昼間の時間帯は、ほぼツバメたちと餌取りに励んでいるようでした。夜は室内に戻りました。

それでも、時々家に帰ってきて、ミルワームを催促しました。ある日お友達のツバメを誘ってきて、家の前の電線に2羽で止まり、ピーちゃんが餌をねだり、食べるとお友達の所に行って、「餌があるよ」と誘う仕草をして何度も電線と室内を往復しました。

すると1度だけお友達が室内まで飛行してきましたが、当然の結果ですが、餌を食べるはずが有りません。

ピーちゃんとの別れ

そんな、楽しい時間も何時までも続くはずがりません。

出会いがあれば必ずやってくる別れ、親心としては暖かい室内で、越冬しながら毎日大好きなミルワーム食べて、春を待ちまた暖かくなったら仲間のツバメたちが飛来して元気に飛ぶ姿を見られるなんて思っても見ました。

しかしピーちゃんのためです。

自然に任せようと思い無理なことは避けました。

仲間と旅立ち

朝晩の空気が冷たく感じる9月末頃、たんぼ道を愛犬と散歩していると、ツバメが低空飛行で近づき頭の上を旋回しながら、ピー、ピーと啼きながら挨拶をしている。

それは我が家のピーちゃんでした。その日が、ピーちゃんの姿を見た最後でした。

お友達のツバメと旅立ったのが、その日だったようです。

最後の挨拶に来たと思われます。未だにその時の事を思い出すと涙ぐみます。

関連動画

1994年の9月にVHS-Cで撮影した、ツバメのピーちゃんの一コマを、アナログビデオをデジタルに変換して、ユーチューブにアップロードので、ご覧ください。

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