しもつかれ|栃木県の郷土料理|2019初午

2019年2月2日は、初午(はつうま)でしたね。

2月になり最初の午の日を初午と言い、春本番を控えた季節を迎え、無病息災を願いつつ、郷土料理である「しもつかれ」を作り伝統を守り続けます。

しもつかれ

昨年も述べましたが、栃木県の郷土料理とは言えど、地域により微妙に呼び名も変わっています。

「しみつかれ」などと呼ぶ地域もあります。

地域の各家庭により、アレンジの仕方が様々です。

我が家では、子供の頃からあまり多くの食材を使わないで、シンプルに作っています。

レシピ

新巻鮭をボイル

年末にお歳暮として頂いた新巻鮭の頭と骨・ひれを、圧力鍋に入れて、煮込みます。

毎回、新巻鮭の塩分量により塩加減が変わってしまい、味が均一のなりません。

多すぎと思われる場合は、水を圧力鍋に多めに入れて煮込みます。

少ないと思われる場合は、仕上げの時に塩加減を調整します。

圧力鍋で、約1時間煮込み、常温まで自然冷却します。

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新巻鮭の頭と骨

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新巻鮭の頭と骨ほぐし

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新巻鮭の頭と骨ボイル完了

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鬼おろしでおろす

独特の食感を出すために、おろし金ではなく竹製の鬼おろしを使用します。

おろし金は、細かすぎて大根や人参が、煮込むと溶けやすいので使えません。

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鬼おろしと大根・人参

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鬼おろしで大根・人参おろし完了

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鍋で煮込む

圧力鍋でボイル済みの新巻鮭の頭を、煮込み用の鍋に移し、その上に大根と人参のすり下ろしを、乗せます。

おろし大根から水分がタップリ出ていますので、水の追加は不要です。

一煮立ちしたら、油揚げを小さく切って投入してかき混ぜ、更に一煮立ち後、弱火で1時間から1.5時間程度煮込みます。

この時点で、味見をして塩分を確認します。

塩分が多く感じれば、大根を追加しなくてはなりません。

少ない場合は、塩を追加します。

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新巻鮭の頭と骨ほぐしを鍋に入れる

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大根・人参おろしえを鍋に入れる

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油揚げを鍋に入れる

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酒粕投入

酒粕(300g入り一袋の半分程度)を投入して良くかき混ぜ、更に弱火で30分程度煮込みます。

この時点で、焦げ付く可能性が多くなりますので、目を離さないでかき混ぜ続けます。

酒粕投入

最後に、醤油を少量添加して味を調えました。

あとがき

近所のスーパーマーケットに、地酒の酒粕を買いに行ったとき、新巻鮭の頭が一匹分で280円で売っていました。

古い伝統を守るのは、とても良いことですが、こう言った料理は、若い世代には好まれませんね。

食べもしないで見ただけで、食べてくれない。

まぁ、見方によっては食べ物と認識されませんがね。

とても美味しいんですけどね。

我が家の、毎年の恒例行事、元気でいる限り続けようと思います。

 

 

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