サルスベリの花|百日紅(ヒャクジツコウ)猿滑(サルスベリ)

夏らしからぬ、天気で本来の暑さがなければ、業績に影響を受ける方達は、ご苦労をされていると思います。それでも、季節は夏です。

本日も、仕事で茨城県まで、行きました。昼休みの一時、公園の端に見事に咲いたサルスベリを見つけましたので、紹介させて頂きます。

サルスベリの白い花とミツバチ

花粉団子を付けたミツバチが、サルスベリの花から花へと渡っていました。

筒状のがくの6裂は、最も自然な形で実にバランスがいいと思います。

因みに、雪の結晶も、ハイエースのホイールの穴も皆6ヶです。

サルスベリ

サルスベリ(百日紅=ヒャクジツコウ、学名Lagerstroemia indica)は、ミソハギ科の落葉樹です。

サルスベリの花

花は紅の桃色、白、濃い紅紫、紫で、円錐花序になり、がくは筒状で6裂、花弁は6枚で縮れて、8月中旬頃咲きます。
果実は円いさく果で、種子には翼があります。

花が美しく、耐病性もあり、必要以上に大きくならないため、住宅の庭や公園、神社仏閣などに植えられます。[wc_row]

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白い花を咲かせた
公園の三本のサルスベリの木

茨城県の公園のサルスベリの花1

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全体的に密集している所を撮影

茨城県の公園のサルスベリの花2

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密集していると花の形が良くわからず

茨城県の公園のサルスベリの花3

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サルスベリの花言葉

雄弁

枝先に花が群生する姿が華やかで堂々としていることから、この花言葉が生まれました。

愛嬌・不用意

サルでも滑りそうなほどツルツルとした幹にちなんでつけられました。

由来

百日紅の名前の由来

サルスベリの別名「百日紅(ヒャクジツコウ)」は、朝鮮半島の悲しい恋物語に由来しています。
昔、旅をしていた王子が竜神を退治し、生贄にされていた娘を助けました。
二人は恋人となり、100日後に再会するという約束を交わしますが、娘は約束の日を目前に他界してしまいます。
その後娘のお墓から紅色の花が咲く木が1本生えてきたことから、村人たちはこの木を「百日紅」と名づけたと言われています。

サルスベリ(猿滑)の名前の由来

猿も滑って落ちてしまうほどツルツルの樹皮の様子によるものです。

あとがき

当地の、戦前生まれの世代の方々は、縁起の悪い木として、屋敷には植えるべきでは無いと、言われていて、戦前は住宅敷地には植栽されていませんでしたが、最近は花が綺麗だと見直されたらしく旧家や農家の庭先に植えられるようになりました。

神社仏閣には、古くから植栽されていました。
子供の頃、神社のサルスベリの木に登ろうとして、手が滑り登れなかった事を覚えています。

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