ミニトマトの剪定|わき芽を苗育てる

5月9日に、ホームセンターにて購入したミニトマト(接ぎ木3本)・トマト(実生2本)が約1ヶ月が経過しました。
実を付け始めましたが、まだこの時点では、成長させてあげるのが優先です。わき芽を欠き、その芽を捨てずに根を付けさせ生かそうと考えました。

ミニトマトのわき芽欠き

背丈が伸び始めた時期ですが、雨よけフィルム(ビニールシート)の設置高さが、物干し台を利用しているため、雨よけフィルムの手前で摘心して高さを制限する必要があります。

摘心するまでは、わき芽をなるべく欠いてあげるのが望ましいです。
しかし上述の如く、高さを低くしか設定できないため、わき芽の2段目を伸ばして、幹から遠ざけ風通しが良く密集させない、第二の幹とします。
そして、第三第四の幹を作る予定です。

ミニトマトのわき芽欠き

指でちぎり取れる柔らかさですが、繊維を破壊しないように、カッターナイフで切り落としました。

ミニトマトのわき芽の水挿し

第一段目の芽欠きをしたのが、購入して苗を植えてから約10日後です。

ミニトマトのわき芽を水挿し

その時の芽を捨てずに、カセットガスのキャップに水を入れました。
2日ほど水を取り替えつつ観察をし、水吸が充分行われているのを確認しました。

鹿沼土入のポットに移植

鉢植え盆栽のサツキなどに多く用いられる、吸水性に優れ保水も抜群な、鹿沼土を苗用のポットに入れて、水をたっぷり吸わせてから移しました。

その後、約10日間で、挿したミニトマトのわき芽の茎部分からひげ根が出始め、更に5日後、ひげ根が鹿沼土の球に絡みつくように伸び始めました。

ミニトマトのわき芽を土に移す

撮影のために、ほんの少し引っ張って土から出しました。撮影後や優しく戻しました。

わき芽が伸びるタイミングがそれぞれの草で違うため、この作業を繰り返し出来るだけ廃棄せずに、ミニトマトの苗を誕生させました。

トマトの葉の過度な密集

トマトは、葉を密集させると風通しが悪くなり、病気や虫害があると言われますね。
しかし、やたらに切って廃棄するのも勿体ないですし、誕生した苗が何処まで成長し、実を付けられるか観察するのも楽しいですね。

あとがき

分身させたミニトマトの苗は、数日間成長の様子を見てから、畑に移植します。

そして、今考えているのは、ミニトマトのわき芽を大きいトマトの苗に接ぎ木してみたいです。
ミニトマトと大きいトマトのコラボレーションは想像しただけでワクワクしてきます。

モグラに荒らされた畑

無農薬を貫いているため、畑にはモグラの掘り返した後が目立ち、折角蒔いた、ポップコーン用のトウモロコシの種が食べられてしまったようです。

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コメント

  1. えたばりゅ より:

    爆裂種、モグラたちに提供されたんですね( *´艸`)
    でもそれでも無農薬栽培を貫くのは本当にすごいです(^^♪
    これからもkazuさんの無農薬栽培絶賛応援しております(^^♪

    • kanrekijiji より:

      ありがとうございます。
      無農薬栽培は、とても難しいですね。
      環境に優しければ、害虫害獣の楽園になってしまいます。

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