89歳の誕生日を祝う|介護中の父親|認知症進行中

日の出の時刻が少しづつ遅くなるこの頃、朝晩の冷え込みで、起床するのが辛くなりましたね。先日、介護中の父親の89歳の誕生日を昼間から焼酎を酌み交わし祝いました。

2020/11/12 6:10 日の出前

89歳の誕生日

2年前のコスモス祭りの最中、脳梗塞により倒れ救急搬送して救急病院に1ヶ月入院後、リハビリテーションの病院で3ヶ月半の療養をしました。

脳梗塞の後遺症で、失語症になり言葉を忘れてしまい、会話が困難な状態になりました。

それでも、リハビリテーションの病院でケアをして頂いた退院当初は、言葉を探している様子が見えましたが、現在は全くその様子が無くでたらめな言葉を並べているだけで何を言いたいのか全く理解が出来ません。

先日の誕生日の昼間に、モツ煮とトンカツなど脂っこい食べ物で焼酎のお茶割りで誕生日のお祝いをしました。高齢者には動物性の脂は宜しくありませんが親子揃って大好きなんです。(二人とも肥満体型ではありません)

「誕生日おめでとう」自分の誕生日を覚えているか?の質問に、「八十ぅぅ」とまで止まる「89歳だよ」に「八十九十一」あらら「89歳だよ」に更に「八十九 九十九 百」数えてしまった。

焼酎を飲み始めて、嬉しそうに話をしていても、何を言っているのか相変わらず解らない。

妻が、剥がしたカレンダーの裏側にあいうえお順に大きく平仮名を書いて渡して、会話したい文字を指すように促すと、「あいうえお かきくけこ ・・・」と順番に読んでしまう。読むなと言って再度挑戦「うまい」と順番に指して。続いてやってみるように言うと「う ま み む め も」順番に読んでしまう。どうすれば良いのか悩みます。やはりリハビリ専門の病院でケアするしか無いようですね。

話を理解するように何度でも質問をしたほうが良いと思うが、繰り返し質問しても途中で何を言おうとしたのか思い出せなくなるようです。

失語症と認知症のダブルで双方共に進行中です。

好き勝手にしゃべらせて置くしか、素人の僕には対処方法が解らない。

この先、この介護生活がいつまで続くのか不安が付きまとう。

かかりつけ医院受診

昨日は、月に1回のかかりつけ医院受診をしてきました。相変わらず患者が少ない状況でした。

午前9時20分頃、受付をすると待合室には3人しかいない、しかも一人は会計待ち、5分もしないうちに診察室前の椅子まで呼び出され、椅子に座る間もなく診察室に入る。

血圧測定(135)と胸の聴診(異常ない)をして診察完了、悪いのは脳だけか?。

それにしても、以前と患者の年齢層に変化が見える。高齢者が居ない、院内に居た受診者は、たったの3人でしたが50代と思われる現役世代だけだった。

高齢者の医療費が抑制されることは間違いないが、クリニックの経営は難しいと思う。

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