待宵草(まつよいぐさ)の花|那須烏山市

那須烏山市旧南那須町の県道222号走行中に、路傍の雑草に混じり黄色い可憐な花が咲いているのを発見しました。宵待草と思い、撮影して帰って調べると、待宵草と判明しましたので、紹介します。

待宵草開花 那須烏山市2017

待宵草(まつよいぐさ)

路傍に咲く

背丈は1メートル弱で、歩道とガードパイプのから伸びていました。放っておけば2m近くなル様ですが、雑草扱いで、いつもは花を付ける前に刈り取られているのでしょうが、予算不足か解りませんが、刈り取られずに花を咲かせました。
通常は、夕刻になると花が咲いて、あくる朝に萎んでしまうとのことで、今回は昨日全開したと思われる花びらと今夜咲くであろう花びら、蕾が多数見られました。
(曇り空のせいで開いているのでしょうか)

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蔓草の間から出た待宵草

歩道のガードパイプに待宵草那須烏山市

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背丈は、1メートル程度

歩道のガードパイプに待宵草那須烏山市2

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先端から新しい蕾が出て来ています

歩道のガードパイプに待宵草那須烏山市3

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先端には蕾、下には花、実

待宵草那須烏山市蕾と種

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まだ若い、実があります

待宵草那須烏山市蕾と種2

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既に堅く大きくなった実

待宵草那須烏山市蕾と種3

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この一帯に少なくても10本の株がありました。刈り取り清掃が無ければ、今後も充分に見る事が可能です。夕方見に来たいですね。

宵待草 待宵草(まつよいぐさ)と月見草

待宵草と月見草は、同じマツヨイグサ属で混同されているようです。
待宵草の花は、黄色 月見草は、白の花を咲かせ別のものと言う事になります。
月見草は、山野で自生していましたが、最近は、見る事が出来なくなり、待宵草を月見草と呼んでいるようです。

「宵待草」(よいまちぐさ)は竹久夢二作詞、多忠亮(おおのただすけ)作曲の歌曲で有名です。50年たらずの短い生涯にわたり恋多き竹久でしたが、実ることなく終わったひと夏の恋によって、この詩は創られました。

「待てど暮らせど 来ぬ人を 宵待草の やるせなさ」

歌詞にも記される「宵待草」とは、「マツヨイグサ属」の一種を指すものと考えられます。
ただマツヨイグサ属に属する種は多く、マツヨイグサ属のうちのマツヨイグサを指すものかどうかは不明です。
宵待草をマツヨイグサ属の種に分類されるツキミソウを指すものであるという説もあるようです。

伝来期

西暦1851年(嘉永4年)、渡来された待宵草は、チリ原産で、明治時代に伝来した待宵草は、
北米原産で大待宵草と伝えられています。

 

 

 

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