梅雨の戻りかと思ってしまうほどの、日照不足で野菜の高騰の話題が上る中、夏に咲く花が咲いていると、気候変動で季節感が無くなったと言いながらも、しっかりと草木は使命を果てしていると少し安心します。
前回、茨城県の公園で出会った、サルスベリを紹介しましたが、同じ公園の入り口の植え込みにキンシバイ(金糸梅)開花していましたので紹介します。

キンシバイ(金糸梅)の花
キンシバイ(金糸梅)
キンシバイ(金糸梅、学名:Hypericum patulum)はオトギリソウ科オトギリソウ属の半落葉です。
原産国
中国原産で、江戸時代の西暦1760年(宝暦10年)に渡来したといわれています。
名前の由来
花の形が梅に似ていて、色が黄色であることが名前の由来とされます。
特徴
株立ち上に枝が出て、ゆるやかに枝垂れます。
葉は対生で長い楕円形で、暖かい地方では落葉しないことが多く、初夏、枝先に濃い黄色で、五弁の花を次から次に咲かせます。
花の中心には、約60個ずつの5つの束になった金色の雄しべがあります。
日当たりが悪いと、花付きが悪くなってしまいます。
植え込みが込み過ぎて秋に剪定が必要

キンシバイ(金糸梅)の花 全体
蕾、開花中、散った花びら長期間の花

キンシバイ(金糸梅)の花 蕾
花言葉
悲しみを止める・きらめき・秘密
黄色がとても色鮮やか

キンシバイ(金糸梅)の花
花びらが落ちた後

キンシバイ(金糸梅)の花
剪定
8月の花が咲き終わった後、9月以降に行います。
込み入っている部分は枝のつけ根から切る程度にしたほうが良いです。
あとがき
若い枝先を、2から3枚の葉を残して、挿し木とすれば、値が付くようですが、繁殖力が強い植物です、飽きた時が困ります。
良くお考えの上、植える場所を決めた方が良いと思います。
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