菊芋(きくいも)栽培中止|繁殖力驚異

昨年の11月に農産物直売所にて購入した菊芋の皮と小さな加工に不向きな部位を畑の隅に埋めて、今年の5月に芽が出て育ち始め6月末には草丈が170cmを超えるまでになりました。3mにも達すると言われますね。

菊芋栽培

菊芋(きくいも)栽培中止

農業を営んでいる友人からの情報で、育ち盛りではありますが、全数引き抜いて栽培を中止しました。

友人の苦労話と理由

友人が言うには、以前出荷目的で栽培をしたときのこと、数年間栽培した後、別な野菜を作ろうとして、残根や子芋を掘り起こしましたが、自然に繁殖してしまい、中々根絶できなかったと言う。繁殖力が強く、栄養の吸収力が凄まじく、肥料を吸い取られてしまい他の作物に影響が出てしまうと言う。根を排除しても少量の残根があると、また繁殖してしまう。根まで枯らす農薬を散布するも繁殖してしまうと言う。排除を始めてから根絶まで3年も費やしたと言う話を聞き、これ以上大きくならない間に栽培を中止することにしました。

以上の話を聞かなければ、今年の晩秋に菊芋(きくいも)の収穫祭をして、健康増進に繋がると思っていました。
やはり、菊芋は栽培するより農産物直売所で、必要なときに購入した方が良さそうです。

菊芋の草丈170cm超

抜き取り

5月初旬に芽が出て、約2ヶ月経過しました。凄まじい成長速度で育っています。

栽培している土地の中程には、一切の雑草が生えていない事を考えると、友人の言う通り肥料を独り占めしているようです。

幹に産毛があり、皮膚の弱い腕などに触れると赤いアザになりヒリヒリします。

抜き取りには、手袋・長袖・帽子・保護メガネが必須ですね。

菊芋抜き取り終了

一部、白い色の菊芋の子芋が出始めました。ドクダミの根に似た白い根が伸びていて、それを排除しないと自然繁殖してしまうらしいです。それから、昨年に埋めた皮がそのままの状態で残っていたので、取り除きました。

菊芋の子芋と白色の根

抜き取った跡地を園芸用の小さい熊手で丁寧に耕しながら、細い根まで掘り起こしましたが、何れは復活しそうです。
小まめに、芽が出てきたときに排除します。

今後の家庭菜園の作物

事前によく調べないで、興味本位で栽培してしまうと、後々苦労することになります。

家庭菜園において変わった種類を栽培する場合はベテラン営農者などのご意見を聞いてからにしたほうが良さそうです。

花が咲くまで、待ちたかったが、後々のことを考えると良い決断だったと思いたいです。

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