ピーマン栽培から収穫|家庭菜園で育つ|種ワタは栄養豊富

ピーマンは南米原産のナス科で唐辛子の仲間です。唐辛子を近くに植えると辛みのあるピーマンになってしまいますね。
小さなお子さんは、独特の香りと苦みが嫌いになる原因でしたが、品種改良が進み甘みが有り独特の香りも薄れ小さなお子さんにも食べて貰えるようになりましたね。我が家の家庭菜園では、今年は2本植え、実りました。

ピーマン

ビタミンが豊富なピーマンは、特にビタミンCはレモンの2倍と言われトマトの5倍とも、β-カロテン等も多く含まれ、特に種やワタに多く含まれ加熱により更に栄養価が増します。

今年は、ピーマン接ぎ木1本(税込み198円)・カラーピーマン接ぎ木1本(税込み198円)をホームセンターにて購入して、5月中旬に畑に植え付け(定植)しました。

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植え付け(定植)

ピーマンに麦わら

トマトの苗の植え付け(定植)でも述べましたが同様に、畝を作り畝上部に苗を植え付ける穴を直径30cmほど深さ30cm~40cm掘り、蛎殻石灰を一掴み投入し土を軽く被せ、その上に腐葉土一掴み投入、更に土を被せ発酵鶏糞を一掴み投入、腐葉土と発酵鶏糞と土が混ぜます。苗の根が被るくらいまでの深さを確保してから苗を植え付けました。

二条大麦の藁を株元に敷き詰めて保湿・断熱をしました。

1週間前とか2週間前に元肥を施すのが理想ですが、元肥・定埴を同時で問題ありませんでした。

ポットに植えて販売されている苗の土を落とさないように植えるのが常道ですが、ある程度は落とした方が苗が伸びやすいです。
苗にとってポットの中の養分など環境が良いとその環境が続く間は、根を張ろうとするのが遅くなります。
だからといって、無理に全部ポットの土を落とさなくても良いですが、大事にし過ぎるのも良くありません。

追肥

追肥は、6月に入り発酵鶏糞を1週間間隔で園芸用スコップで1杯分を株から30から40cm離して投入、7月に入り発酵牛糞を、2週間間隔で園芸用スコップで1杯分を株から40から50cm離して投入、8月に入り、畝の谷の部分に、発酵牛糞を、2週間間隔で園芸用スコップで1杯分を投入しました。

水やり(散水)

今年の5月は例年になく晴天が続き乾きました。
ピーマンはトマト同様、南米原産で冷涼乾燥地域が適していると言われますが、苗が育つまでは散水は必須です。

支柱(支え棒)

根がしっかり張れば、支柱(支え棒)が無くても倒伏しないと思うが、支柱(支え棒)を施す場合は、背丈が大きく育つ前に、支柱(支え棒)を設置しましょう。根を痛めないためにも、定埴直後が理想的です。

整枝・芽欠き・葉欠き(摘葉)

放置してもピーマンは実りますが、枝を整え、芽を欠き、葉を欠くことで風通しが良くなり元気なピーマンが実ります。

整枝しないで、放置すると枝が密集し過ぎてしまいます。
最終目標の枝の形は、カップ状と言いますかワイングラスの形状にします。

ピーマン整枝はカップ状1

カラーピーマンと表記してありましたが、黒一色のピーマンが実りました。
この後、大きくなると変色するのかな?。
幹が太くて力強い感じがします。

ピーマン整枝はカップ状2

ピーマン整枝はカップ状3

ノーマルのピーマンは、茎がしなやかさを感じられ、カラーピーマンの様に太く短く、とまた違う枝振りです。

ピーマン整枝はカップ状4

真上から見て、円周の内側の枝は欠きます。円周の軌道上は隣通しが重なり合わないように枝を欠きます。円周の外側は、重なり合う枝は同様に欠きますが、基本的には伸ばします。

枝を伸ばしている間は、花が咲いても自然落花しますが、無視して摘花・摘葉して風通しを良くします。

葉が重なり合う場合も摘葉します。

収穫

ピーマン収穫2019/08/20

ノーマルのピーマンは、小さめで収穫しています。小さいうちに収穫した方が草の勢いが持続します。
これまで何個か収穫していますが、カラーピーマンは今回実ったのが最初です。

樹ぼけピーマンになっていたようで、「幹が太くて力強い感じ」は樹ぼけの表れで、花は咲けども落花し、実の形になっても落果してしまう。それでも気長に待てば、何れは子孫を繁栄させようとするのは自然な流れです。お盆前頃から黒い実を付け始め樹ぼけピーマンから自然に脱却しました。

調理例

ナスとピーマンのニンニクオイル炒め

ピーマンは、種もワタも食べられますし、栄養分は皮より豊富です。廃棄するのは勿体ないですよね。
食べれば解りますが、皮より美味しいですよ。

ナスの皮に刻みを入れ一口大の小さめにカットして、小さめのピーマンは、尻部分をカットして茎だけを外して輪になった部分は使います。本体は種とワタを2分割して使います。

ナスとピーマンのニンニクオイル炒め2

フライパンにニンニクオイルを敷き、カットしたナスとピーマンを炒めます。
仕上がる直前に、刻んだ青じそを投入して絡めて完成です。
(青しぞは手のひらサイズでは硬いので3~4cmの若葉を使います)
塩のみの味付けで頂きました。

ナスとピーマンのニンニクオイル炒め3

上述しましたが、皮より種とワタが美味しいですよ。

 

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コメント

  1. えたばりゅ より:

    ピーマンのワタも種も全部取っ払ってしまっておりました( ノД`)シクシク…
    そんなに栄養が含まれていたとは・・・
    これからは、しっかりワタや種も一緒に調理しなければです(^^♪
    調理の際手間も減りますもんね(^^♪

    • kanrekijiji より:

      栄養豊富ですので捨てるのは勿体ないですよね。小さめのピーマンえ選べば種が柔らかいです。
      調理が楽になって栄養も沢山摂れてとても良いことですね。

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