がまの花(蒲の穂)

休耕田に、蒲の穂がでました。生け花にするのを見たことがありますよね。

がまの花

温暖な北半球やオーストラリアに生息し、日本全国の湿地帯に地下茎をはり1メートルを少し超える高さに成長します。

穂の細い部分は雄花で、したの茶色い部分は雌花が集まって出来ています。花びらはありませんね。

6月から8月が開花時期で、今が最盛期のようです。

がまの花緑の雌花と雄花

開花して間もない、緑色の蒲の穂は、あまり見かけないと思うので、撮影しました。

がまの花アイボリー色の雌花と雄花

蒲の穂らしくなりましたが、まだ少し若いですね。

がまの花茶色の雌花

一般的に見る蒲の穂になりました、この後先端の細い部分の雄花は朽ち果てて無くなります。

薬効

因幡の白ウサギ伝説にも出て来た蒲の穂は、皮を剥がされたウサギの治療をしたと言う、薬としての効能もあるようです。

江戸時代のがまの油売りが傷薬を売った、口上に四六のがまというのが出て来ますが、がまガエルでは無く蒲の穂の事だという説があります。

 

 

がま ガマ科ガマ属の多年草の抽水植物

楽天広告

スポンサーリンク