キュウリ収穫開始|適度な剪定と水分と追肥で収穫量UP

5月の上旬に、ホームセンターで購入したキュウリの苗が育ち、収穫期を迎えました。購入した苗は、接ぎ木3本(税込み198円)・実生1本(税込み98円)でした。

家庭菜園のキュウリ

下記のリンクは、植え付けや元肥の記事です。

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キュウリの追肥は欠かせない

発酵牛糞

キュウリは、成長と共に収穫するため、小まめな追肥が必要になります。

苗を植えてからは、2週間に一度の間隔で、発酵鶏糞を約カップ一杯、株元から30cm~35cm程度離して、園芸用スコップで深さ20cm程度掘り、追肥を施していました。

キュウリネットの中間(約1m)につたわり始めた頃から、追肥は発酵牛糞に切り替えて、1週間に一度の間隔で、発酵鶏糞と同様に追肥をしました。

毎回同じ場所に穴を掘らずに、その都度前回の追肥とは異なる場所に追肥を施します。

キュウリの剪定と摘芯、摘果

キュウリの剪定後

通常は、一株あたり1本立ちにしていますが、各株ごとに2本立ちにしました。

地面を這わせ、隣同士の株の弦が交差するようにし互い違いに立ち上げてあります。

養分が充分に行き届いていれば、2本立ちでも収穫は可能だと思います。

株元から5節くらいは、花が咲き実を付けても、わき芽が出ても付けずに切り落としました。葉も同様に切り落としました。

6節以降10節くらいまでは、実を付けた場合小さいうちに収穫して試食していました。これで草の勢いが増し、中間から先端部分に栄養が行き渡ると思います。

15節程度を過ぎたあたりからわき芽を、数節出して実らせる予定です。

親弦の先端部分の摘芯は、地上高約170cmで新芽の部分をカットしました。

葉は、全体の下半分がスカスカの状態にしてあります。古い葉は青黒いうちの、黄色くなる前に必ず取り除いています。

キュウリの下半分の葉は切り落とす

キュウリの苗の水やり

苗を植えた当初は、梅雨入り前の真夏のような暑さの中でしたので、早朝と夕方にたっぷりとくみ置きした水を撒いて育てました。麦わらが保湿して株元の乾きがとても遅いです。

梅雨入り後は、当然水やりはしていません。梅雨明け後は雷雨などを除き乾燥が予想されますので、朝晩の充分な水まきは必須ですね。

節生りと飛び節生りのキュウリ苗

今回、購入したキュウリの接ぎ木の苗3本は節生りタイプで、節ごとに実を付けています。
それから、実生の苗1本は、飛び節生りタイプで、実は2節または3節の間隔を開けて生ります。
飛び節生りタイプは、まばらにしか生らないため、収穫量が少ない反面、草の負担が少なく、体力を温存しつつ、節生りタイプより長い間収穫出来ます。
節生りタイプの収穫期間が終わった後でも、収穫出来て楽しみが続きます。

キュウリの実W

キュウリの実W2

節生りタイプは、追肥の効き目と、水分量、気温などの条件が良いようで、全体の節の3割程度で、実がWでつき始めました。

通常はWの場合、両方育てると草の勢いが衰えてしまうため、小さい方を摘果して大きい方を、通常の大きさに育て収穫します。
しかし、定石通りではつまらないので、大きい方を通常の半分くらいの大きさまで育てて収穫して、更に小さい方を通常の大きさにしようと思います。

あとがき

初回設置したキュウリネットを防鳥ネットで代用したため、上手く絡みませんでしたので、100円ショップの園芸ネットに変更しました。

キュウリは、そもそも地を這う草です。品種改良され、狭い土地でも生育できるようになりましたが、キュウリネットの最上部(180cm)程度で、養分が引力の関係で充分に吸い取れなくなる場合があります。
その場合、諦めるのはまだ早いと思います。キュウリネットから弦を剥がして、先端を再度立ち上げれば養分が吸えるようになります。

いくら肥料の量と環境が良くても、草には寿命があります。夏本番になった頃に草の勢いが低下するのは容易に予想できます。

追加で、時知らずのキュウリの種を6月末に蒔きました。現在は双葉が出ている状態まで育っています。
現在成育中のキュウリと交代しても収穫時期に少し間が空きそうです。

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